食事サービスの先駆者的存在の『無門社』さん。
理事長 駒井せつ様と、施設長 小槇博美様にお話を伺いました。
『無門社』さんは平成6年(1994年)の設立から、「地域在宅の高齢者及び障がい者に対して福祉サービス(主に配食サービス中心)を行うこと」を原点とされ、利用者さんの健康維持や見守りを行ない、地域福祉の向上に寄与されています。
法人名『無門社』には
の意味が込められていると、駒井理事長様の優しく愛情いっぱいの口調で語って下さいました。
先代の理事長が掲げられた
の理念を受け継いで、今日に至っておられます。
『食事』は老若男女が一緒に分かち合え楽しめる行為。
決しておろそかに出来ない時間です。
“無門社”さんでは京都市社会福祉協議会配食サービス委託事業として、下京区・東山区・南区を中心にお弁当を配食。
『浅川亭』では約60食~70食を早朝7時30分から作り、昼食時間までに手わけして配達するなど、すごくハードな作業です。
駒井理事様は、『うちの利用者さん、職員もよく働くよ』と日々の作業の大変さを労っておられていました。
今ではお弁当販売や喫茶営業、菓子・ケーキ販売など飲食に力を入れておられます。
京都府庁に納品されているお弁当、約20食は毎日完売。
イベントや会合の特別弁当の受注も受けられています。
ご近所にある『ひと・まち交流館』内の“喫茶ぴあ・ひとまち”も運営されていて、『ハートピア京都』内(中京区)“ふれあいサロンぴあ”は日替わりで担当されています。